kotoきもの Diary

着物生活の記録❁

鬼滅の刃-炭治郎ー 【市松模様について】

昨年の緊急事態宣言明け、浅草に遊びに行った時のお着物です。

 f:id:koto_kimono:20210117180542j:plain

当時は鬼滅の刃なんて名前しか知らず、まさか自分が炭治郎になっているとは…

 

最近Amazonプライムでアニメを見て気づきました。市松模様は古くからある模様ですが、この色といいタイミングといい完全に鬼滅の刃を意識していると思われたのではと思い少し恥ずかしくなりました。

 

さて、今回は市松模様についてまとめました。

 

市松模様とは

f:id:koto_kimono:20210117210628j:plain  

 市松模様とは鬼滅の刃の竈門丹治郎が着ている羽織の柄で、碁盤目状の格子の目を色違いに並べた模様のことです。東京オリンピックのエンブレムに採用されたことでも話題となりました。

 

市松模様の由来

江戸中期に歌舞伎俳優の佐野川市松がこの模様の袴を着用したところ当時の女性の間で人気となり市松模様と呼ばれるようになりました。それ以前にも古墳時代の埴輪の装飾に用いられるなど歴史は古く、当初は「石畳・霰(あられ)」とも呼ばれていました。

 

市松模様の意味

上下左右に永遠に途切れることなく続いていくことから繁栄」の意味が込められています。その「繁栄」の意味から子孫繁栄・事業拡大など縁起の良い模様として古くから家紋に使用され、贈り物にも相応しいと多くの人に好まれています。 

 

市松模様の着物の季節

季節を問わず、通年着用できます。

 

おわりに

昨年鬼滅の刃をきっかけに子供たちが着物に興味を持ってくれたことがすごく嬉しく感じました。昔は日常で着られていた着物が今では特別な時にしか着られない、敷居の高いものとなっています。私はファッションの一部として、着物がもっと身近なものになってほしいと思います。

 

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村